フラ物語

 

フラ物語
 


◆ フラ物語


ハワイを語る時、「アロハ」と「フラ」は欠かせないものだと思います。
ここでは「フラ」について少々触れてみたいと思います。

ハワイに行かれてフラに触れる機会がありましたら、どうぞここでの知識を思い出していただき、より深くフラを楽しんでいただければ幸いです。



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☆ フラの起源

フラそのものの原流はポリネシア系の踊りと共通のものと考えられています。

ハワイの地で、その自然、神話、宗教等の影響を受け、しだいにハワイ独自の踊りとして育ったものと考えられています。

(1)起源「ラア」説
フラを最初に踊ったのは、タヒチの酋長「ラア」と言われている説です。

(2)起源「ラカ」説
ハワイの神話に登場する最もメジャーな女神「ペレ」の妹である「ラカ」を起源とする説。
ちなみに、ラカはフラの女神とも言われています。

(3)起源「ヒイアカ」説
同じくハワイ神話ペレの最も年下の妹。
半神ポーポエ(森の精)から教わり、姉であるペレの前で踊って見せたのがフラの起源とする説。

フラの起源には、上記の説が一般に知られていますが、いずれも宗教儀式の際に奉納することを目的とする踊りでです。

古代ハワイ語には文字がなく、口述による伝承に大きく貢献したのが、チャント(詠唱)とメレ(歌)、そしてフラ(踊り)です。

神聖な自然に対する畏敬が古代ハワイの宗教的根底をなしており、チャント、メレ、フラが一体となって受継がれ、古典フラである「カヒコ」(Kahiko)になったと考えられています。


☆ フラの歴史

19世紀後半ハワイ諸島に白人到来以後、ハワイアンは白人勢力に圧迫され続け、土着の信仰、生活様式などは西洋化の波に大きく影響され始めます。

特に、キリスト教宣教師達は、土着の宗教的色彩を含むフラは布教活動の妨げになるとの理由で、ハワイ王室に公式にフラの禁止を宣言させてしまいます。

その後、19世紀になり、カラカウア王はハワイの伝統文化の復興を行い、その一環としてフラの復活にも尽力しました。




 【休息】

カラカウア王 : メリーモナークとして知られています。

世界一周旅行の際日本にも立ち寄り、当時の明治天皇と会見いたしました。

また、「ハワイ・ポノイ」を作詞。
この歌は現在もハワイの州歌となっています。

※ 詳細はハワイ昔話をご覧ください。


ハワイ文化の復活を目指したカラカウア王、その妹のリリウオカラニ女王などは、最終的に白人勢力に敗れ、ハワイ文化は再度閉ざされてしまいます。

しかし、この時からカヒコに新しい楽器などの要素を取り入れた新しいフラの胎動が始まったと言えるのだと思います。

20世紀となり、ハワイがアメリカに併合され、観光地として発展するなかで、観光材料としてフラが見直され、いわゆる「観光フラ」が登場。

ハリウッド映画などの影響を受けながら、古典フラと一線を画すフラが発展することになります。
これが、「アウアナ」(現代フラ)となりました。

観光フラのメジャー化に伴い、ハワイの伝統文化も見直され、ネイティブハワイアンの努力と相乗して古典フラとしてカヒコも認知され始めます。


☆ カヒコとアウアナ

(1)カヒコ(古典フラ)

フラ本来の様式を引き継いでおり、宗教的色彩が強く奉納儀式の一部です。

打楽器によるリズムにチャントを乗せ、フラは力強く厳正なものとなります。
なかには、選ばれた男性のみによるフラも踊られます。


(2)アウアナ(現代フラ)

ギターやウクレレなどの伴奏を取り入れた新しいスタイルのフラ。

観光フラとして始まり、形に捉われず新しい要素を吸収しながら現代のスタイルに発展しました。

日本に一般に知られているフラです。


☆ フラの意味

フラと言えば、手を揺らす動きがイメージされますが、フラは手だけで踊っているわけではありません。

つまり、手、腕、顔の表情、上半身、…、否、全身を使って自然や感情、感覚などすべてのことを表現します。

下半身でリズムをとり、上半身で言葉を表現することが基本となります。
これは、カヒコでもアウアナでも共通したことです。

つまり、スタイルは違えどフラ自体が文字のない古代ハワイ語補完の一翼を担う存在であったことの確証であり、ハワイの歴史を肯定するものであると言えます。


前述のとおり、フラは全身を使ってあらゆることを表現します。
したがってフラを習得しようとする場合は、相当の体力を必要とします。

また、フラは決して女性だけのものではありません。特にカヒコでは男性による力強いフラが見られます。

どちらのフラでも、フラに込められた意味を正しく理解しフラとして表現することが基本であるため、ハワイの文化や歴史の知識、さらにはハワイの歴史観も必要であると思います。


☆ フラの衣装

フラの衣装は腰蓑とチューブトップが一般的です。
腰蓑はティ・リーフと言う植物で作ります。

カヒコの場合はその性質上(神への奉納)装飾品はつけないのが原則ですが、アウアナの場合はムームーなどを曲に合わせて選択します。

また、フラを踊る時はレイを身に着けるのが原則です。

レイには、首にかけるものだけでなく、頭に付けるものや手足に付けるものがあります。




古代ハワイで自然崇拝のなかから、神への奉納儀式の一つとして始まったフラ。

体の動きそのものはもちろん、その背景にあるハワイの歴史とハワイの人々の感性。

それこそが、時空を超えたハワイの物語であると思います。



                       
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